「そんなぁ~無茶ゆうたらあかんわぁ~」的なIATF16949要求事項
IATF16949の要求事項は、全世界の車載製品メーカーに適用できるよう、諸国の事情に応じた要求事項が盛り込まれているがゆえに、我が国の企業には合わないものも多く含まれているんですね。 これが、審査やコンサルの場でよくもめる火種になるんですよ。 そして、審査の都度あまりありがたくない不適合の指摘事項にされて、気の進まない是正処置を実施する、、、てなことになっておられません?えっ、どんな要求事項かって? 代表的なものは以下のようなものかな!
【「無茶ゆうたらあかんわぁ~」的な要求事項あれこれ】
1.ISO/IEC 17025認定されたところに校正または試験依頼は出せ!だなんて、どれほどコストアップになるんやぁ・・・
2. サプライヤーに最低でもISO9001の第三者認証取得を要求しろ!だなんて、数人でやってる零細企業もあるのに、トホホ・・・
3.不適合製品を使用できない状態にしろ!だなんて、どの程度まで処理しなければいかんの?
4.えっ、こんなもんまで文書化がいるの?て感じの“文書化されたプロセス”要求事項、もーうんざり~
5.内部監査員に年間最低審査日数を要求するなんて、内部監査員資格者の全員に監査機会は回ってこないよぉ~
6.外国人作業員のために、外国語の作業要領書を準備しろ!だなんて、そんなぁ~
7.FMEAの実施は、多機能チームでやれ!なんて、船頭多くして・・・って感じで実際は無理なんちゃう?
8. コントロールプランに定めた測定システムすべてにMSAやれなんて、やっぱトホホ・・・
9.FMEA→コントロールプラン→作業標準 この順番で文書は作成しなければいけない? 違和感があるんだけど~
10.・・・・等々、まだまだ一杯あるね~。
これらの要求事項に対しても、コストや手間をかけずとも、合理的に対応する方法(ウルトラC?)はあります。もしこれらへの対応でお困りのご企業様はご相談くださいね。
2021年04月02日 14:40