株式会社ワイズマネジメント IATF16949/VDA/ISO9001/コアツール及び自動車産業界ビジネスのコンサルティング会社

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コンサルタント吉村伸治の独り言

しれ~っと、元に戻せばいいんよ! 今年はシステムのスリム化しましょう!!

多くのご企業様から、以下のような相談をお受けします。
・IATFの審査でどうも納得いかない不適合を一杯指摘され、変な仕組みが膨れ上がって、どうにもならない!
・本当に不適合なのかご意見をいただきたい
・無駄に膨れ上がった感じの仕組みをとにかくスリム化したいので手伝って! 等々・・・

外部審査の場でシステムや客観的証拠は揃っているのに、審査員の高圧的な態度にビビったり、審査員の質問の意味がよく理解できず、結果うまく回答ができずに不適合を指摘されて、あるいは、IATF16949でなく“審査員16949”と言うべきか、「IATFが許しても私は許しません!」って感じの勢いで、リスクもないのに一方的に不適合と言われて是正処置を要求されて、、、。記憶ありません?
その結果システムはあるのに更に無駄な手順を追加してシステムが肥大したり、リスクもないのに必要以上の基準や手順書追加させられたり・・・。
その結果として、組織のみんなが腹落ちしていない、変な手順満載のよくわからないシステムと化してしまって、上記のような状況に陥っちゃうんですよね?

でも対処方法は色々あるんです。その中で最も簡単にできること、それはね、一年後の監査時に有効性確認をされるので、その後しれ~っと元に戻しておけばいいんです。「皆さんが腹落ちしない仕組みや手順は、絶対に定着することはありません!」 だから思い切って削ぎ落して元に戻しましょう!
でも、もし同じことを次回以降で指摘されそうになったら、その時こそはちゃんと論破できるよう、迎撃態勢は整えておくこと、これが超重要です! えっ、その迎撃態勢がよくわからないって? あはは、そのために私のようなコンサルタントがいるんです! ぜひ問合せください!!
 
2024年01月07日 13:50

FMEAをモノにする!

ホームページオープンのお知らせ
「AIAG&VDAのFMEAハンドブック」に準拠した活動をカーメーカーは推奨事項として続々発表し始めました。
FMEAについての相談を受けた時いつも思うことは、「FMEAをモノにしてほしいなあ」ということなんです。
FMEAは製品及び製造工程の信頼性を高めることを目的とした設計活動だから、AIAGのFMEA第4版もAIAG&VDAのハンドブックもFMEAはFMEAで、本質的には何も変わらない。だからFMEAをモノにしておられる組織にとっては、FMEAの活動の結果として得られた設計ノウハウの見せ方(書式)が違うだけのこと、ということになるんですね。
まあ、一部リスクアセスメントの方法が変わってはいますけど、、、。
 
しかし多くの組織が、顧客や審査員に受け入れられるFMEAという名のドキュメントを作成することが目的になっていることがホントーに残念!
もしこの状況が該当する場合は、御社も「FMEAをモノにする」活動に取り組んでみられませんか? 
自動車産業業界でお仕事される限りは、FMEAはもう避けては通れない活動なのですから。
2022年01月10日 12:36

「そんなぁ~無茶ゆうたらあかんわぁ~」的なIATF16949要求事項

IATF16949の要求事項は、全世界の車載製品メーカーに適用できるよう、諸国の事情に応じた要求事項が盛り込まれているがゆえに、我が国の企業には合わないものも多く含まれているんですね。 これが、審査やコンサルの場でよくもめる火種になるんですよ。 そして、審査の都度あまりありがたくない不適合の指摘事項にされて、気の進まない是正処置を実施する、、、てなことになっておられません?
えっ、どんな要求事項かって? 代表的なものは以下のようなものかな!

【「無茶ゆうたらあかんわぁ~」的な要求事項あれこれ】
1.ISO/IEC 17025認定されたところに校正または試験依頼は出せ!だなんて、どれほどコストアップになるんやぁ・・・
2. サプライヤーに最低でもISO9001の第三者認証取得を要求しろ!だなんて、数人でやってる零細企業もあるのに、トホホ・・・
3.不適合製品を使用できない状態にしろ!だなんて、どの程度まで処理しなければいかんの?
4.えっ、こんなもんまで文書化がいるの?て感じの“文書化されたプロセス”要求事項、もーうんざり~
5.内部監査員に年間最低審査日数を要求するなんて、内部監査員資格者の全員に監査機会は回ってこないよぉ~
6.外国人作業員のために、外国語の作業要領書を準備しろ!だなんて、そんなぁ~
7.FMEAの実施は、多機能チームでやれ!なんて、船頭多くして・・・って感じで実際は無理なんちゃう?
8. コントロールプランに定めた測定システムすべてにMSAやれなんて、やっぱトホホ・・・
9.FMEA→コントロールプラン→作業標準 この順番で文書は作成しなければいけない? 違和感があるんだけど~  
10.・・・・等々、まだまだ一杯あるね~。
 
これらの要求事項に対しても、コストや手間をかけずとも、合理的に対応する方法(ウルトラC?)はあります。もしこれらへの対応でお困りのご企業様はご相談くださいね。
 
2021年04月02日 14:40
株式会社ワイズマネジメント
代表
吉村伸治
  • リチャード吉村」というペンネームで専門誌に関連記事を投稿
  • 大手研修機関の講師としてセミナーや講演活動も展開中
定休日
不定休

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